Dr. Bahat, Dr. Zabalegui, Dr. Berroeta, Mr. Pérez

上顎洞底拳上術を併用した上顎臼歯部におけるノーベルバイオケア N1 コンセプト

Dr. Oded BahatDr. Ion ZabaleguiDr. Eva BerroetaMr. Javier Pérez

スペイン

Case courtesy of Dr. Bahat, Dr. Zabalegui, Dr.Berroeta and Mr. Pérez

垂直的骨幅が十分でないケースに上顎洞底拳上術を用いた同時インプラント埋入。

患者:47歳女性

臨床状況:骨吸収を伴う上顎右側臼歯部/治癒部位

外科ソリューション:上顎洞底拳上術を併用した2本のインプラント埋入

補綴修復ソリューション:シングルクラウン 2本

手術日:2019年4月25日

治療期間: 12か月

部位: 上顎右側臼歯部    

 

 

 

症例提供:Dr. Oded Bahat、Dr. Ion Zabalegui、Dr. Eva Berroeta、Mr. Javier Pérez。

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術前

垂直的骨欠損を伴う上顎右側の部分欠損症例。

術前の治療部位、側方面観(左)と咬合面観(右)。

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治療計画

術前CBCTスキャン。垂直方向の骨幅が不十分であることを示すCBCT(右側)。上顎洞は良好な状態を示す。左側洞粘膜の肥厚。   

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外科術式

歯肉剥離の術式で、全層歯肉弁剥離を実施。

切開線をマーク(左)。

顎堤の頬側面観(右)。     

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外科術式

オッセオダイレクター(2000rpm、注水有り)による埋入窩形成。インプラント埋入位置の最終的な深さと方向を決定(左)。

オッセオシェーパー*は低速回転(50rpm)、無注水でドリリングを実施(右)                                                                                   

*この症例では、発売前のオッセオシェーパーを使用しています。そのため、現在販売中のオッセオシェーパーとデザインが若干異なります。

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外科術式

インプラントは、オッセオダイレクターとオッセオシェーパーで形成された窩に沿って埋入(左)。

トライオーバル・コニカル・コネクションの平面を頬側に向ける(右)。

*この症例では、発売前のオッセオシェーパーを使用しています。そのため、現在販売中のオッセオシェーパーとデザインが若干異なります。

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外科術式

オッセオシェーパー*をフルデプスでドリリング。スレッド上部は、骨縁に埋入するインプラント・プラットフォームの位置を示す(左)。

オッセオシェーパーは逆回転モードで取り外す(右)。

*この症例では、発売前のオッセオシェーパーを使用しています。そのため、現在販売中のオッセオシェーパーとデザインが若干異なります。

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外科術式

骨片は埋入部位およびオッセオシェーパーのスレッド部に残留する(左)。

形成後、オステオトームによるサイナスリフトを実施(右)。

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外科術式

インプラント埋入の実施。回転速度25rpm、最大トルクは70Ncm以下で設定。インプラントドライバー上の窪みは、インプラントのトライオーバル・コニカル・コネクションの平らな面に一致する。 

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外科術式

手術時に装着されたN1ベース(左)。

ヒーリング・シリンダーは、N1ベース用のヒーリング・アバットメントとして機能(右)。      

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外科術式

歯肉縫合。N1ベースとヒーリング・シリンダーで粘膜を形成(左)。

手術直後のX線画像(右)。

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外科術式

手術直後のCBCTによるインプラント埋入位置と上顎洞底の確認。

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外科術式

術前のCBCT画像。垂直方向の骨幅が不十分なことを示す。

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外科術式

術後のCBCT画像。上顎洞底拳上術を伴ったインプラント埋入位置を示す。

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術後

インプラント埋入後12か月。最終補綴修復。

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術後

35か月のフォローアップ(左)。

35か月のCBCT画像(右)。

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術後

35か月のフォローアップ時の臨床写真。

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